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解決策

  • 講師
  • 2022年3月16日
  • 読了時間: 2分

今期の奨励会三段リーグが終了し15勝3敗の2人が昇段しました。

富山県出身の三田敏弘三段は12勝6敗の好成績ながら惜しくも昇段ならずでした。

20年くらい前なら12勝6敗は昇段ラインでしたが今では参加人数が増えているため、より過酷さが増しているようです。

参加者が40人を超える三段リーグ1期のリーグでは競争倍率が20倍程になっており、その厳しさにフォーカスされて話題となることが多いですが、何かの職業に就ける人数は需要と供給のバランスで決まるものなので今以上にプロ棋士が多い方といいのかと言えば現実問題として正直微妙です。

需要が増えればプロの数も今より増やすことができて努力が実らない悲劇も減る。そんな風に思います。

興行としての将棋への寄与度について言えば草の根運動として地道に普及活動に携わっている人達の総量の方が重要で、指導者の棋力については一部の例外を除いてあまり関係はありません。(つまりアマチュアもプロも関係ない)

先日レーティング選手権の北陸代表になった翌日に気の置けない仲間からウクライナ情勢を考慮して「将棋やってる場合じゃないでしょ」と突っ込まれました。その通りかもしれません。

権力の成れの果ての一つが暴力であることを痛感しました。

私は権力には全くと言っていいほど興味がありません。

将棋が強くなって手に入るのは権力ではなく権威。そこは救いだと思います。

「国際紛争が起きた場合は将棋で決着をつける」みたいな国際的な取り決めでもあればいいのですが夢物語です。

 
 
 

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