当アカデミー名誉講師の服部慎一郎奨励会三段が加古川清流戦を勝ち進み、ベスト8に名乗りを上げました。
youtubeで棋譜だけ見ましたが、中盤後半~終盤の寄せは受け止めるのが困難で狙われたら逃げられないチーターの狩りを彷彿とさせるものがありました。
↓リンクを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=TgsXQ6baaS0
終盤で放った遠見の△92角はいかにもそれらしい雰囲気の手で、以下縦横斜めから狙われた相手玉は収拾困難に…。
富山に来てもらう機会があったらまた先生を紹介したいと思います。
ちなみに服部先生もモノポリーの愛好者で、かなりの手練れです。というか私が教え込んだのですが。
急所の土地は交渉しても絶対売ってくれません。
△64銀・△73桂型はエルモ囲いの急戦ではたまに見かけますが△33角型との組み合わせは私も初めて見ました。
後手が自玉が角のラインに入るのを警戒して間合いを計ったいかにも玄人っぽい将棋ですね。
23銀不成の局面は先手玉に詰めろがかかってるので既に絶望的ですね。
しかし、あの将棋太郎がここまで強くなりましたか…。
三段リーグを1期抜けし損なった悲劇のヒーローとしてこれからも活躍してくれることでしょう。
藤井(聡)ー中村(亮)戦でも3三角・6四銀の組み合わせが出てきたし、割と指されてる形なんでしょうか? 再生されるのを見ただけで全く読めてないですが、先手の2三銀不成では3三銀と打ち込むのかと思いました。