昨日は北日本新聞社で桶屋名人との対局でした。
1局目、中盤でややリードを奪ったものの決め手が見つからず攻防入れ替わる眩暈を覚える展開に逆転の嫌な予感がずっと付きまとっていました。心理的にかなり疲れました。
終局は160手でしたが体感では200手を超えていたように思います。
1局目を落としたら次も勝てる気がしなかったので後先考えずに自玉の守りに全集中。勝たなくていい、負けないことが優先。上手い寄せが見えなかったのですがそこで勝ちを急がなかったことが奏功したようです。でも本当に疲れました。
2局目は気の緩みからか先に軽い攻めを繰り出しましたが、仕掛けた後で大した攻めになってないことに気付きました。後の祭りでしたが相手は攻め合いを選ばなかったのでしばらく一方的に攻める展開になりました。
相手が中盤で放った時限爆弾が終盤で作動し出した時は焦りましたが、最後は詰めろ放置のミスで終わりました。
終わった時にホッとしたような少し寂しいような気持になるのはいつもの事。
感想戦は場所を移して洋食屋さんで続きました。
主催の北日本新聞社様をはじめ、富山支部の関係者や対局相手に感謝の一日でした。
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