最近、世界史の勉強を始めました。
コロンブスに始まった大航海時代~スペイン帝国の繁栄と衰退~オランダの台頭、15世紀~17世紀辺りです。
世界史は高校の時にやった程度でその時はテストで点数を取るための単なる暗記科目でしかありませんでしたが歴史を知ることの意義について今になってようやくわかるようになりました。
有史以来人間が今までどこで何をしてきたか知れば知るほど残酷で憂鬱になることも多いですが、それ以上に純粋に過去に何があったを知りたいと思いました。
私は個人的な人間関係として初対面の人についてはその人の過去にあまり興味を持つことは今はありません。
職業・年齢・家柄。聞いたところでその人の外見や性格が変わるわけではないので…。
対局においても自分にとって今目の前にいる相手の棋力が評価の全てであって過去にどのようなトレーニングをして来たかは関係ないのです。
しかし国単位の過去、つまり歴史となると違います。
大数の法則といっては少々大袈裟ですが、どこの国も似たようなやり方で繁栄して衰退した経緯を見ると人間普遍の性がわかります。
歴史上他国に滅ぼされた国を見ると直接の原因は自衛のための武力が足りなかったことであり、世界で軍縮が何故進まないか残念ながら納得できてしまいます。
AI兵器の禁止にかかる国際会議の様子が今日ニュースでやっていました。
数年前には米国の空軍パイロットがAI相手の模擬空中戦で完敗したと聞いたことがありますが、もうそういうレベルになっています。
将棋に関して言えば部分的には年相応に人間の限界近くに達している自分ですがソフトとの対局経験から模擬の模擬の模擬くらいのレベルでAI兵器の恐ろしさが感覚的にわかります。
まあ結局のところ道具というのはそれを使う人間側の問題なのですけどね。
資本主義と社会主義。資本主義の方がマシだとは思いますがどっちも完全ではありません。
いずれにせよ私は権力というやつは心底嫌いです。
そういえば会館に持ち込んだモノポリーがかなりの盛況ぶりと聞きました。嬉しい限りなのですが将棋そっちのけでモノポリーに嵌まる子もいて一部の親御様からはモノポリー禁止令も出ているらしく、少し反省しております。
将棋会館がモノポリー会館になってしまっては本末転倒なので気分転換程度にやって下さい。
諸君、バオバブ、もといモノポリーには気をつけなさい。
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