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競技の完全性について

何かの競技を楽しむ上でその競技の完全性について考えることがあります。

ここでいう完全性とはルールの厳密さです。

 

例えば野球では、ストライクゾーンは体格によって差があるためストライクとボールの線引きにおいて正確に判定するのは不可能です。

また、サッカーではファールの判定やオフサイドの判定は審判の主観によるのでこれまた正確に判定するのは不可能です。


個人的にはスポーツとして自分がやる分にはなんら問題ないのですが競技として見る分には少し抵抗があります。

と同時に自分のやってる競技が将棋で良かったと思うことがあります。


e-スポーツやトレーディングカードゲームなどはキャラやカードの強さなど設定が頻繁に変更されるのでやはりルール普遍の将棋や囲碁と比べるとゲームとしての完全性はかなり劣るのかなと思います。


将棋はその極めて厳密なルール上、指し手の可能性が有限なのでそれはデメリットでもあるのですが、その分偶然の要素がない完成された世界となっているイメージを私は持っています。


強いて言うなら駒から手を離した離さなかったでトラブルになることは極まれに起こりますが、誤差の範囲だと思います。


ちなみに人が物に触れた、離れたと感じるのは指先を構成する物質と触れた物質表面の電子同士の反発力に由来するものらしく、厳密に物と物が触れるというのは核融合でもしない限り起こらないのだそうです。


自分が置いた駒を戻すことはたまにありますが、「手が離れてない」というのは厳密にはかなり難しい問題で個人的には永遠の課題です。

閲覧数:76回2件のコメント

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2 Comments


講師
Nov 03, 2019

振り駒については以前から私もそう思っていました。卓上盤の上に駒を落とすのには抵抗がありますね。道具は大切に使いたいですね。

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進藤伐斗
進藤伐斗
Nov 01, 2019

ルールの厳密さとは外れますが、将棋の不完全さについては千日手や持将棋、先手後手の違い等があると思います。それから振り駒も正直言ってあまり品の良いやり方とは思っていません(駒や盤が傷つく可能性があるかと)。真剣師の中には意のままに振り駒を操れる人もいますし。プロの場合の記録係に振ってもらうやり方にしても、他人に委ねる以上はどこまで行っても公平にはなりません。囲碁の握りだったら問題なく公平なのですが。

(余談ですが『同時将棋』という先後の差のないルールを考案してみました。殆ど冗談みたいな代物ですが)

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