先日の日曜日は北日本将棋名人戦があり北日本新聞社本社和室で対局してきました。
落ち着いて対局できる静かな環境を毎年楽しみにしており、今年はいつになく対局日が待ち遠しかったです。
1時間の持ち時間は対局しながら色々な手を考えているといあっという間に過ぎていきます。
結果は2連勝で防衛でしたが、2局目の最後の方はもうすぐ楽しい時間が終わってしまうのだなという寂しさもありました。
内容としては全体的に大きなミスなく自分で満足できたように思います。
対局中に隣の部屋から寝ている人のイビキが聞こえてきたり、読めない字で記録が取られていたり、残念だなと思う部分はありました。
もう少し棋戦を主催して下さっている新聞社や対局の場に臨んでいる人への配慮があってもよいのではないかと思いました。
対局者だった私が直接注意するようなことはしたくなかったので、観戦に来ていた野原さんにフォローしてもらえた時は少し気が楽になりました。
現在県内の将棋イベントを主だって運営しているどこの支部にも私は所属していませんが、運営に関わることはジョブローテーションなどして広く協力者を確保して次の担い手を育てることも大事だと思います。
今年の対局は昨年同様に荒木優太郎さんが相手でした。
彼のように自分より若い世代の人と対局する機会は自分のモチベーションの維持には必要不可欠と言ってもいいくらいです。
また、個人的な印象ですが若い人ほど謙虚で礼儀正しい傾向があり色々と自分も見習わなければならないなと思いました。
今県内で自分の将棋を一番理解してくれるのは彼なのではないかと思っており、私も彼の棋風をよく知っているつもりでいます。
来年も同じ舞台で良い棋譜が残せるように努力を続けたいと思います。
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