人は未知のものに出くわすとそれを過大評価してしまうことが往々にしてあります。
数字を基にした正しい情報で正しく警戒することが大事だと言われますが本当にその通りだと思います。
休校措置で子供の居場所が・・・などと報道されてますが、長い春休みって考えたら悪くないし実際嬉しいって子も相当いるはず。
で、そういう事実があっても絶対に報道されません。体裁が悪いから。
自宅謹慎で暇になるのも問題ですが、結局どう行動するべきかを自分で考えるいい機会だと思います。
これだけネットが発達してていくらでも情報収集は可能なわけですから。
各地でイベント中止になってますが、大事なのは結局メリットとデメリットのバランスなんですよね。
ある意味、人轢くから車乗るのやめろって言うのと同じなわけです。
昔どこかの国で飛行機の離着陸時に膝抱っこされていた子供が死亡したことがきっかけでチャイルドシートの着用が義務化されたことがあった。
具体的なデータは無いですが殆んどの社会学者は逆に死者が増えるという見方だった。
その理由はこうです。
子供1席分の航空チケットが必要となるため節約して飛行機の代わりに車で移動する人が増える。結果、飛行機より事故率が遥かに高い車で死亡する子供の数が増える。
マクロな視点で俯瞰しないと意味がありません。
重い病気を患う少女1人を助けるためなら何億円と寄付が集まっても、マラリアで年間何十万人もの人が死ぬ事実は軽視され、寄付は簡単には集まらない。
対象を身近に感じるかどうかで認識は簡単に歪められてしまいます。
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