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無題

  • 講師
  • 2021年8月26日
  • 読了時間: 2分

藤井二冠が王位を初防衛したことが今ホットな話題となっています。

10代でタイトルを保持して記録を次々と塗り替えることは本当に凄いことですが、この手のニュースを見ていて思うのは肝心の内容については結局将棋をやっている人にしか理解されないということ。こう言っては何ですが将棋が流行るとは期待しない方がいい気がしています。

ノーベル賞を日本人が受賞してもその研究内容について殆んどの人が理解できないのと同じように将棋についても同じことが言えます。

アマ三段くらいあればある程度はプロの対局についてもその内容を楽しめるのでしょうが、本当の強さを体感できるのはおそらく藤井二冠と対局した人でなければわからない気がします。残念ですがそういう競技なので仕方ありません。

将棋を通して本当に誰かに何かを伝えられるとしたら、結局のところは将棋をやるという人に対してだけだと思うのです。

人生を通して対局できる相手の数は限られているので自分と盤を挟んでくれる相手を大事にしたいと思っています。

タイトル戦がある以上、誰かがタイトルを取るのは100%確定した事実なわけで藤井二冠初防衛の事実よりもどんな内容だったかの方が本来遥かに意味のあることなのです。

メンタリストのDaigoがホームレスへの差別発言で炎上していますが、過去に月収9億円の高収入アピールしていた記事が上がっていました。

私はお金は他の人に何かしてもらう権利の所在だと思っていて、人ひとりにできる事なんてどんな人でもたかが知れているという認識でいます。

どこかの国の大統領とかは自国の軍隊を動かす強大な権限を持っていたりしますがその人自身は戦っても大して強いわけでなく一匹の動物に過ぎないのです。

まあ、その権利みたいなものが人から人に移ったりして経済回っているわけですが、本質はそこにはないと言う感じでしょうか。

結局のところ誰だって人に何かしてもらわなければ大半の望みは叶えられないのです。

何が言いたいのよくわからなくなってきましたが、要するに(?)私は何かに価値を見出すときは人が簡単に真似できないような技術的なものを重視しています。

このご時世ですが今週末は市内某所にて小規模な研究会。

現役の関東奨励会1級をはじめ全敗してもおかしくないメンツなので心して臨みたいと思います。

 
 
 

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