先日はアマ竜王戦全国大会出場のため東京に行ってきました。
前夜祭がなかったので大会前日は会場のホテルで野田奨励会1級と合流し4時間程指した後に渋谷へ。ハチ公前広場など色々と案内してもらってウインドウショッピングを楽しんできました。
肝心の大会の方は予選を2連勝で抜けた後、本戦1回戦負け。毎回鳴かず飛ばずの成績に呆れるほどですが、これが今の実力であり現実だと納得。
最終日には審判長の藤井竜王が現れました。
スーツ姿に赤い胸章をつけた竜王はとても様になっていました。竜王が対局を観戦しようと盤に近づくと視界を遮るまいと自然と人が避けていく。
多くの人は「オーラがある」という表現を使うところなのでしょうが、私は少し違うと思いました。
閉会の挨拶で対局者を称えた竜王の声が小さくて聞き取りづらかったのは緊張されていたからかもしれません。まだ19歳でありながら将棋愛好家の偶像を演じなければならないことが少し気の毒に思えてしまいました。
皆何のために将棋を指すんだろうなと漠然したことを考えながら今年の全国大会は終わりました。
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