先日の日曜日にアマ竜王戦富山県大会が行われて代表になることができました。
コロナ禍で3年ぶりの大会だったので前回自分が優勝していたことも忘れていて、大会が開催されて人が集まれるようになったこと自体よかったなと思いました。
正直なところ、先日の四日市で将棋は十分楽しめたのであまり勝ちたいとは思わなかったのですが、結果は運に恵まれました。
準決勝、決勝では終始劣勢でしたが最後に逆転するという将棋でした。
特に準決勝の桶屋さんとの対局では桶屋玉はどう見ても詰まず、私の玉に簡単に必至がかかる局面が何度も続きながら敢えて王手の連続で詰ましくるという不可解な指し手が最終盤で続きました。
勝ち負け以外の何かに対する執念のようなものを感じさせられる終盤でした。
嬉しいというより狐につままれた感じで、将棋は完全に負けでしたが今年指した将棋の中では一番の混沌とした内容で対局中に負けを悟ったときも満足でした。
全体的な内容を振り返って、このままだと全国大会は厳しいだろうなというのが率直な感想です。
幸いにもほとんど将棋の勉強をしていない今の状態で代表になれたので、努力すれば少しくらいならまだ伸びしろがあるかなという淡い期待も抱けた大会となりました。
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