昨日は北日本将棋名人戦の3番勝負で荒木優太郎さんとの対局でした。
結果は2連敗で防衛成らずでした。
序盤の駆け引きで飛車を振る展開にはしなかったのですが、居飛車vs振り飛車の対抗型を指してみたかったというのが本音でした。
毎年のことながらとても楽しみにしていた対局だったのでせっかくなら3局指したかったです。
私自身の力不足もありますが、荒木さんの洗練された読みや受けを一番間近で体感できて終わった後はしばし放心状態でした。
とくに第1局目の終盤の守備力は凄まじかったです。
結果については悔しいという気持ちは勿論あるのですが、それと同時に少し肩の荷が下りてほっとした気持ちにもなりました。
一喜一憂せずにこれからも気長に将棋をやっていこうと思います。
盤外で残念だったことは観戦に来られた方が殆んどいなかったことでした。
将棋を指すことで自分は付加価値を創造できているのだろうかという命題が頭をぐるぐるめぐって哲学な一日にもなりました。
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