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後輩からの電話

  • 講師
  • 2020年1月5日
  • 読了時間: 2分

今日、大学の後輩から電話がありました。

彼は私の将棋人生で5本の指には入る重要人物ですが、帰省中に高岡で将棋関係者と飲んでて唐突に私の話になったらしい。互いに近況の連絡。

とある先生の家で対局会だったそうですが、何で私も呼んでくれなかったのか聞いたら指導扱いになって金がかかるのかと思ったらしい。

今更金取る間柄じゃないだろうに(苦笑)。


このHPの話になったのですが、本業にするつもりはなく買い叩かれてるもやし業界と同じ状況にならないようにしたい意図を解説。

「廉売やってる状況ディスってましたね」と彼らしい突っ込み(笑)。


需給のバランスから言って将棋で稼げるお金は現状たかが知れてるし、そもそも生活に必需ではない娯楽分野なわけでそこに価値を見出すのは売り手ではなく買い手の側。

お金を稼ぐのは世の中に価値を提供することの対価としてなわけで、そういう位置づけにあることが本来の事業の姿。


建前で感謝を伝えることは誰でもできるが建前でお金を払う人はいない。

本音はお金に出る。本当に感謝しているのならお金を払おう。 by フェルミ研究所


とはいえ、どんな形であれ普及に携わってる方々には頭が下がります。

こう言っては何ですが、富山県出身のプロや奨励会員がいくら頑張ったところで富山に居ない現状としては一過性のイベントを除き県内各将棋処の運営努力に比べるとその地域における貢献度はほぼ0でしょう。

彼らは彼らの住む地域で今頑張っているはずです。


電話の相手が変わって今度は昔北日本名人だった方を父に持つ別の仲間に。

普段の仕事の話になり、社会的地位とか肩書とか面倒くさいこと多いっすね的な話の中で、仮にも肩書や将棋が強いことの無意味さを感じたことのある経験と本音を話しました。

私が経験してきたものについては、「なかなかなれるものじゃないし、そんなに悲観しなくていいと思うよ」とフォローしてもらいました。


今この瞬間が楽しければいいんだと思いました。

過去も未来もないです。

 
 
 

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