top of page
検索
  • 講師

政府が国民にお金を配るとか配らないとかの話

給付金は家賃や食料などの生活必需品に使われるのでしょうが私にはどうもピンときません。 親や妻に料理を作ってもらった時に対価としてお金を支払う子供や夫が居ないのと同じように信頼や利害関係の一致があればそこにお金のやり取りは発生しません。 他人はすぐには信頼できない。だからその溝を手っ取り早く埋めて取引を成立させるためのツールが金銭なわけですが、なんだかなぁ。 状況が状況なだけに虚しいです。 世の中のシステム上、事業者が潰れると再起するには相当の時間がかかります。 賃貸で例えるなら、アパートに住み続けるために家賃を払う払えないっていうのは単にお金を持ってるかどうかの問題ですが一度でもお金が底をついて「立ち退き・引っ越し」をするとなるとかなりの手間がかかるわけです。 個人レベルですらこんな感じなのでこれが店や会社だともう大変なわけです。 今動いてるものをそのまま動かし続けるのは楽ですが、止まったものを動かすエネルギーって大きい。 物理法則と同じ。 だから今お金で解決できる問題にはお金を出そうって話ですね。 皆にお金をバラまいたらインフレになるじゃないかって議論もありそうですが、一時的とはいえお金で解決できる問題は今の経済システム上、確実にあります。 頭がお花畑の理想論となってしまいますが、皆の利害関係が一致して相互信頼だけで成り立つ世界が実現できるのなら今抱えている問題の大半はなくなる気がします。 「家賃の支払い?3ヵ月後でいいよ」的な。 スーパーで売られている賞味期限切れ間近の牛乳と十分に賞味期限が長い牛乳。 同じ値段なら多くの人は後者を買うでしょうが、自宅の冷蔵庫に入っていたなら前者から飲むでしょう。 スーパーに来る人が全員自分の家族と同じくらい大切な人だったら皆どういう行動になるか・・・。 それができたら苦労しないのですが、理想は捨てたくないので考えてしまいます。 個人的には、ふるさと納税やらないのと同じ理屈で社会構造の歪みに付随して公平な競争が無いところで金欲しいとか1ミリも思わないですね。

閲覧数:61回0件のコメント

最新記事

すべて表示

特別講師の追加と料金改定のお知らせ

4月よりオンラインレッスンの特別講師として三田敏弘氏を追加いたしました。 ◎特別講師の略歴 2009年 中学生王将戦優勝 2009年 6級で奨励会入会(13歳) 2013年 三段リーグ入り(17歳) 2021年 第68回三段リーグにて次点取得(36人中、3位) 2022年 年齢制限の規定により奨励会退会 【料金改定】 旧:入会金5,000円。3,000円/時間 新:入会金なし。初回30分無料体験可

壊れた羅針盤

3/16㈯に開かれた研究会は1勝2敗で全敗はなんとか免れました。 【成績】 3-0:三田 1-2:中平、荒木、高橋 週の中休みの昨日3/20は青少年音楽コンクールを聴きに行って気分転換しました。 途中まで聴いてから会場ををあとにして夜から三田元三段と対局。 結果は6戦して全敗でした。 対局中は久しく感じたことのないような霧の中を歩くような感覚に襲われました。 形勢判断ができない局面ばかりで自分の中

研究会

今週の土曜日に久しぶりに研究会を行うことになりました。 大学受験が一段落したという現役奨励会二段の高橋憲太朗君からのお誘いで思わぬ朗報でした。 私一人では心もとないので(苦笑)、昨年のアマ名人戦全国3位の荒木君と元奨三段の三田君も誘ったところ来てくれることになりました。 過去最高レベルの研究会になること必至でとても楽しみです。 海賊漫画のワンピースで喩えるならバスターコール並みの戦力を集めたことに

bottom of page