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政府が国民にお金を配るとか配らないとかの話

  • 講師
  • 2020年4月17日
  • 読了時間: 2分

給付金は家賃や食料などの生活必需品に使われるのでしょうが私にはどうもピンときません。 親や妻に料理を作ってもらった時に対価としてお金を支払う子供や夫が居ないのと同じように信頼や利害関係の一致があればそこにお金のやり取りは発生しません。 他人はすぐには信頼できない。だからその溝を手っ取り早く埋めて取引を成立させるためのツールが金銭なわけですが、なんだかなぁ。 状況が状況なだけに虚しいです。 世の中のシステム上、事業者が潰れると再起するには相当の時間がかかります。 賃貸で例えるなら、アパートに住み続けるために家賃を払う払えないっていうのは単にお金を持ってるかどうかの問題ですが一度でもお金が底をついて「立ち退き・引っ越し」をするとなるとかなりの手間がかかるわけです。 個人レベルですらこんな感じなのでこれが店や会社だともう大変なわけです。 今動いてるものをそのまま動かし続けるのは楽ですが、止まったものを動かすエネルギーって大きい。 物理法則と同じ。 だから今お金で解決できる問題にはお金を出そうって話ですね。 皆にお金をバラまいたらインフレになるじゃないかって議論もありそうですが、一時的とはいえお金で解決できる問題は今の経済システム上、確実にあります。 頭がお花畑の理想論となってしまいますが、皆の利害関係が一致して相互信頼だけで成り立つ世界が実現できるのなら今抱えている問題の大半はなくなる気がします。 「家賃の支払い?3ヵ月後でいいよ」的な。 スーパーで売られている賞味期限切れ間近の牛乳と十分に賞味期限が長い牛乳。 同じ値段なら多くの人は後者を買うでしょうが、自宅の冷蔵庫に入っていたなら前者から飲むでしょう。 スーパーに来る人が全員自分の家族と同じくらい大切な人だったら皆どういう行動になるか・・・。 それができたら苦労しないのですが、理想は捨てたくないので考えてしまいます。 個人的には、ふるさと納税やらないのと同じ理屈で社会構造の歪みに付随して公平な競争が無いところで金欲しいとか1ミリも思わないですね。

 
 
 

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