先日行われた大会について本戦を少し振り返ってみます。
今回、公平性を期すために導入したペナルティルール。
これはプレーヤーの不注意により山札を過剰に引くなどして本来知り得ない情報入手したり、逆に他プレーヤーに情報を露した場合にペナルティを課すというもの。
試合は全て3ポイント先取制ですが、ペナルティを大会累積で2回取るとその時点でプレー中の試合から1ポイント剥奪されます。
これを逆手に取った乙女(4)忘れを誘発する場面もあり、5ゲーム終了時点でのスコアは以下の通り。
今井:2P、中島:2P、私:0P ※penalty1回
私に不利な状況でしたが、ここからの2戦は星取り的に標的とされにくい安全圏にあったため比較的楽に2連勝。
結局、フルセットで最終ゲームにもつれ込む事になりました。
最終戦は私の先攻。運よくいきなり英雄(10)を引き当てました。
1ターン目のの引札は占師(3)だったので序盤としてはまずまずな組み合わせだと思いながら占師(3)を使用しましたが、指名した相手を間違えたことに後悔することになります。
指名した相手が皇帝(9)を所持していたのです。
見られなれば普通は温存されるカードですが、次の相手のターンで使用されて高い確率で自分が消されると思いました。
案の定すぐに皇帝(9)を使用されますが指名されたのは私ではなかったので一命を取り留めました。
この間は内心穏やかではく、本大会一番の悪い汗をかきました。
カードの組み合わせによっては相手のカードを見ない方がいい場合もあるものです。
英雄(10)を序盤で引き当てても最後まで守るのは至難です。
結局終盤で精霊(8)を使用されて英雄(10)を奪われると、そこからは挽回困難になってしまいました。
精霊(8)の使用は相手に手番を渡すことに加えて自身の手札を一時的に知られるため相当リスクがあります。
しかし、躊躇せずに使用されたことから私が英雄(10)を所持していたことは雰囲気から読まれていたようです。
ロケーションの良さもあってか、程よい緊張感の中で試合を楽しむことができました。
終了後、散歩した還水公園では穏やかに人が行き交っていました。
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